感染症や風邪でもないのに、心理的なストレスが原因で出る咳で、呼吸器など内科的に異常がないにもかかわらず2週間以上続く乾いた咳が多いです。
咳の特徴は、犬吠様(犬が吠えた時の様な)の乾いた咳で、日中の活動で緊張する場面が多く、逆に何かに集中している時や、夜寝ている間は少ない傾向。仕事や学業、家庭などのストレスが溜まると、自律神経が乱れ、脳幹にある咳中枢を刺激して咳が出やすくなることが原因とされています。
治療は精神科で処方される抗不安薬や漢方薬で著効することがあります。心因性咳嗽の診断は、除外診断が基本となります。
肺癌や結核、気管支喘息など様々な呼吸器疾患を除外することが必要です。
内科を受診しても体はどこも悪くないと言われたものの、その後も咳が止まらない場合は、精神科・心療内科を受診し、医師にご相談ください。
医療機関につながることが治療の第一歩です。
銀座スピンクリニック
精神科 心療内科
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