起きている時間が長くなればなるほど脳は疲れてしまいますが、疲れた脳を休ませて回復させるのが、睡眠に関する恒常性維持機構(ホメオスタシス)のはたらきです。
睡眠不足が続くと、十分に疲れが回復せず日中にも眠気が残ります。(=疲労回復サイクルの不良)
ヒトの体内時計は約24時間周期で時を刻んでいます。起床して強い光を感知することで朝だと認識し、その時刻から12時間程度は体を活動モードにします。
そして、14~16時間後に睡眠を促すメラトニンというホルモンを分泌します。ホルモン以外にも、睡眠や活動性に影響を与える脳内の信号があります。
ヒトの脳内では時間帯によって、「起きていて」もしくは「眠って(休んで)」のどちらかの信号が強くなることで、日常の生活リズムを作っています。
しかし寝る時間になっても、「起きていて」の信号が強かったり、「眠って(休んで)」という信号が強くならないと、うまく眠ることができません。
日常の症状で少しでも不安がある場合は1人で悩まず、精神科、心療内科の睡眠外来への早めの受診をお勧めします。
精神科や心療内科の睡眠外来とつながり医師に相談することが治療の第一歩です。
銀座スピンクリニック
精神科 心療内科
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