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内科 旅行外来 マラリアを予防するには

 ハマダラカは主に夕暮れから明け方にかけて活動します。長袖・長ズボンを着用し、できる限り肌の露出を少なくしましょう。防蚊の最善の策は蚊に刺されないことです。

 よく使われるのは虫よけスプレーやローションです。海外では、濃度が高いDEET(ディート)製品が使用されています。一方、国内では有効成分の濃度が低い製品が多く販売されています。濃度によって、効果の持続時間が異なりますので、こまめに塗る必要性など、予め情報を入手しておいてください。

 

 マラリアには予防薬があります。マラリア流行地へ渡航する際は、抗マラリア薬の予防内服を行うことが望ましいとされています。

 国内で承認されている予防薬として、マラロン配合錠R(アトバコン・プログアニル塩酸塩配合錠)やメファキン「ヒサミツ」錠275R(メフロキン塩酸塩錠)があります。マラリア予防薬は、医師の処方が必要です。

 

 渡航先の流行状況や滞在期間、活動内容、基礎疾患の有無などによって適応となる予防薬が異なります。ご自分の体調や渡航先について事前に専門医と相談し、必ず専門医の指示に従って服用してください。予防薬を服用していても防蚊対策は必要です。

 

 

銀座スピンクリニック 

内科 旅行外来

 

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