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内科 インフルエンザワクチン予防接種について

インフルエンザワクチン予防接種についてのQ&Aをまとめました。

 

 

Q.インフルエンザと普通の風邪はどう違うのですか?

A. 一般的に、風邪は様々なウイルスによって起こりますが、普通の風邪の多くは、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳等の症状が中心で、全身症状はあまり見られません。発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはあまりありません。

一方、インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。お子様ではまれに急性脳症を、御高齢の方や免疫力の低下している方では二次性の肺炎を伴う等、重症になることがあります。(厚生労働省Q&Aより引用)

 

Q.インフルエンザはいつ流行するのですか?

A.日本では毎年秋の終わりごろ~春にかけてインフルエンザが流行します。流行する時期はその年によって異なりますが、平均的には11月後半~4月にかけて患者数が増加します。

一般的にはまずインフルエンザA型が流行し、あたたかくなる3月ごろからB型が流行します。

 

Q.インフルエンザにかからないためにはどうすればよいですか?

A.インフルエンザを予防する有効な方法としては、以下が挙げられます。

・流行前のワクチン接種

・外出後の手洗い等

・適度な湿度の保持

・十分な休養とバランスのとれた栄養摂取

・人混みや繁華街への外出を控える

・室内ではこまめに換気をする

 

Q.ワクチンの効果、有効性について教えてください。

A.年齢などにもよりますが、発症(症状発現)を約50~60%減少させる、重症化を防ぎ成人の入院を約70%減少させる、高齢者の死亡リスクを約80%減少させるといった報告があります。

ワクチンを打った後にインフルエンザにかかることもありますが、ワクチンを打たないでかかるより重症化を抑えることができる、発熱期間も短くすることができるといったデータがありますので、単に予防するだけでなく、重症化を抑えるという観点からもワクチン接種が大切です。

 

Q.予防接種はいつ受ければいいですか?

A.インフルエンザワクチンの予防接種は10月1日より開始します。

当院では9月1日より接種予約を開始し、10月1日より接種開始予定です。

 

Q.昨年ワクチンの接種を受けましたが今年も受けた方がよいでしょうか?

A.インフルエンザワクチンは、そのシーズンに流行することが予測されるウイルスを用いて製造されています。このため、昨年インフルエンザワクチンの接種を受けた方であっても、今年のインフルエンザワクチンの接種を検討していただく方が良いと考えられます。

 

Q.インフルエンザワクチンを接種するにはいくらかかりますか?

A.当院では下記費用にて接種可能です。

大人1人 4000円

大人2人 ペア割7000円(1人あたり3500円)

学生2人 ペア割6000円(1人あたり3000円)

 当院は中央区高齢者インフルエンザ実施医療機関です。

電話予約(03-6264-5125)の上、自治体発行のクーポンをご持参下さい。

 

 

銀座スピンクリニック 

内科

 

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