パニック障害(パニック症)とは突然激しい不安や恐怖に襲われ、息苦しさ、動悸、めまい、発汗などの症状を伴う精神疾患です。
アメリカ精神医学会(DSM-5)の診断基準の中で以下の13の症状が挙げられています。
(1)動悸
(2)発汗
(3)身震い
(4)息切れ感または息苦しさ
(5)窒息感
(6)胸痛または胸部の不快感
(7)嘔気または腹部の不快感
(8)めまい感
(9)寒気または熱感
(10)感覚麻痺またはうずき感
(11)現実ではない感じまたは自分自身から離脱している感
(12)抑制力を失うまたは「どうかなってしまう」ことに対する恐怖
(13)死ぬことに対する恐怖
またパニック障害では「また同じような発作がおきたらどうしよう」という「予期不安」が出現します。さらに「予期不安」に続いて、バスや電車に乗ることや人が密集するような閉鎖空間を回避するようになる「広場恐怖」が生じることがあります。
<気質要因>
不安への過敏さ、神経症的傾向が挙げられます。
<環境要因>
幼少期に虐待を受けた体験、うつ病の既往、発症前の生活上でのストレスの大きい出来事などが挙げられます。
<生活要因>
喫煙、運動不足、コーヒーなどのカフェイン摂取、アルコール多量飲酒、鉄分不足も要因として挙げられます。
<生物学的病態>
扁桃体の機能異常と構造変化が関与することが指摘されています。
また空気中の二酸化炭素濃度への感受性が過敏になっていることが報告されています。
<治療>
薬物療法(SSRIと抗不安薬)と精神療法と生活習慣の見直しを並行して行います。
電車や人混みで具合が悪くなるなどパニック症でお悩みの方は、我慢せずに、早めの精神科受診をお勧めします。
銀座スピンクリニック
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