今年も天気に伴う体調不良を訴える方が増える季節が巡ってきました。雨の日や、雨が降る前に、頭痛やめまい、肩こりが起こる人は少なくありません。
そのほかにも、首、膝、腰などの痛みや、耳鳴り、倦怠感、気分が沈むなど、天気の変化に伴って起こる症状もあります。もともと大なり小なりあった症状が、雨の日に悪化することもあります。
このような症状・状態のことを、「天気痛(気象痛)」と呼びます。
天候が崩れると気圧が徐々に下がります。内耳(※内耳:耳の奥の骨の中にあり、聴覚と平衡感覚に関与する器官)には気圧のセンサーがあり、気圧の低下を察知すると考えられています。気圧の変動は体にとって大きな負担なので、ストレスとして脳に伝わり、自律神経が乱れて、頭痛やめまい、肩こりなどを引き起こすことがあります。
当院ではこのような方の診察をこれまで多く行っており、症状の緩和が期待できる治療法がありますので、頭痛、めまい、肩こり、身体(首、肩、腰など)の痛み、倦怠感、気分の落込みなどのつらい症状が、1週間以上続く場合やすでに生活や仕事に影響が出はじめている場合は早めの受診をおすすめします。
銀座スピンクリニック
精神科 心療内科
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