楽器演奏は、脳内ホルモンの分泌を促進し、こころやからだに様々な好影響を与えることが知られています。
具体的には、楽器演奏により脳内ホルモンである「ドーパミン」や「セロトニン」、「エンドルフィン」等の分泌が活性化され、その結果、快感や幸福感、リラックス効果が得られ、ひいては集中力の向上などにも期待できると言われています。
好きな音楽を聴いたり、楽器を演奏したりすることで、「ドーパミン」が分泌され、「快感」や「幸福感」に浸ることができ、「意欲(やる気、モチベーション)」が促されるとされます。
また楽器演奏には、リズミカルな手指の動きやペダル操作などの足の動き、呼吸運動等を伴うため、「セロトニン」の分泌が活性化され、精神を安定させ、リラックス効果をもたらすとされます。
さらに楽器演奏によって、「エンドルフィン」の分泌が促され、痛みの軽減や気分の高揚といった効果があるとされています。
したがって、楽器演奏は趣味としても「主観的な幸福度を高める」効果があり、「ストレスの軽減」や「自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスの改善」にも繋がることが期待されます。さらに、認知機能の改善や記憶力向上にも寄与する可能性が示唆されています。
精神科の外来では主として、支持的精神療法や薬物治療、行動療法等が行われていますが、外来治療と並行して、日常の中でこういった楽器演奏や音楽等の趣味があるとメンタルヘルスの向上に非常に有益であり、当院外来でも日常のセルフケアとして推奨しています。
銀座スピンクリニック
精神科 心療内科
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