毎年、梅雨の時期になると、「なんとなく眠れない」、「頭が重い」、「頭痛がする」、「気分が落ち込む」・・・といった声が増えます。
気象病の症状には、「頭痛」・「食欲不振」「気分の落ち込み」・「めまい」・「メニエール病」・「腰痛」・「肩こり」・
「神経痛」・「関節炎」・「蕁麻疹」・「嘔気」など様々あり、「うつ病」や「気管支喘息」などの持病が悪化することもあります。
「雨が降ると古傷がうずく」、「雨の前日から頭が痛くなる」といった経験がある方は、すでに「気象病」の症状が出ている
可能性があります。
今回は、まず気圧と睡眠・気分、疲労の関係と中心に整理していきます。
耳の奥にある内耳(気圧を感知するセンサー)が、気圧の変化を感じ取ると平衡感覚を司る前庭神経を刺激し、それによって
「自律神経のバランス」が乱れ、体を興奮・活発化させる「交感神経」の働きが高まります。
つまり、気圧が下がるだけでは脳は「何かが起きている」と判断し、体を「緊張モード」に切り替えてしまうのです。
さらに交感神経の興奮は慢性痛を増強させる効果があります。
気圧の低下により血管が拡張しやすくなることで、普段感じないような頭痛を感じたり、もともとの痛みの症状が
悪化するのはこうした経緯によるものです。
6月~7月にかけての梅雨時が、特に体にこたえる理由は、「気圧の変動が何度も繰り返される」ことにあるとされます。
晴れた日と雨の日が交互にきて、気圧が上がったり下がったり何度も繰り返す。
そのたびに体が「緊張モード」と「リラックスモード」の切り換えを強いられるため、慢性的な疲労が蓄積されていきます。
梅雨の時期は日照時間が短くなり、日光を浴びることで生成されるセロトニン(気分を安定させる幸せホルモン)が
不足しがちとなり、気分の落ち込みや睡眠の質の低下に繋がります。
これが、梅雨時期にうつ病やうつ状態が発生しやすい一因です。
最後に、梅雨の時期に「不眠」や「気分の落ち込み」が続く場合、気象病だけでなく
精神的な問題(例えばうつ病、適応障害、不安障害等)が背景に隠れている可能性が少なくありません。
特に以下のような場合は、1人で抱え込まず、一度ご相談ください。
・2週間以上、眠れない日や気分が落ち込む日が続いている
・天気が回復しても気分が戻らない
・日中のだるさ(倦怠感)や眠気、集中力の低下が仕事や日常生活に影響を及ぼしている
・毎年梅雨時は、同じような不調(頭痛など)が繰り返される
銀座スピンクリニックでは、気圧の変化による心身の不調、不眠・気分の落ち込み・自律神経の乱れに関するご相談を
お受けしております。
「梅雨になると毎年しんどくなる」という方も、ぜひ一度ご相談ください。
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