リスパダール®(リスペリドン)は第2世代の抗精神病薬(非定型抗精神病薬)で、SDA(セロトニン・ドパミン遮断薬)に分類されます。
リスパダール®(リスペリドン)はもともと統合失調症の薬として開発されましたが、効果に一定の安定感があるため、双極性障害(躁うつ病)やうつ病・うつ状態の増強療法の治療薬として、または自閉症スペクトラム症の易刺激性の治療薬として、または強い不安や不眠に対して処方されることもあります。
リスパダール®(リスペリドン)以外のSDAは下記の4種類があります。
ルーラン(一般名:ペロスピロン)
ロナセン(一般名:ブロナンセリン)
インヴェガ(一般名:パリペリドン)
ラツーダ(一般名:ルラシドン)
<リスパダール®(リスペリドン)の主な効果と作用>
強い不安や緊張感をやわらげ、ドパミンが過剰となって起こる幻覚や妄想などをおさえるお薬で、不安や緊張などの精神の不安定な状態をおさえる働きがあります。
またイライラしたり、かっとなりやすい易刺激性や興奮、衝動性を改善する働きがあります。
<リスパダール®(リスペリドン)の主な副作用>
不眠症、不安、アカシジア、食欲不振、悪心、嘔吐、便秘、口渇、倦怠感、振戦、傾眠等
最近とくに日常生活の中でイライラが増えてうまくコントロールできない、気分のアップダウンが激しい、衝動的に何かやってしまい後悔することが多い、もともとカッとなりやすく対人関係で支障がでている、不安が強く夜眠れない日が続いているなどで困っている場合は、まず精神科の医師に相談されることをお勧めします。
精神科医とつながることが治療の第1歩です。
銀座スピンクリニック
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