皮膚むしり症とは、傷が出来るほど皮膚を掻きむしってしまい、皮膚を掻きむしる行為がやめられない病気で、自身で苦痛を感じていたり、日常生活で大きな支障が出ている場合が少なくありません。
ストレスや不安を感じている場面で皮膚を掻きむしってしまう、かさぶたを剥がす感覚が心地よくて繰り返し剥がしてしまう、など理由は様々ですが、いずれにせよその状態が持続するシステムが出来上がってしまうため、止められず続くことになります。
思春期・青年期での発症が多いとされ、差はありますが、女性の割合が多いことが特徴です。強迫性障害やうつ病などとの併存も多いと報告されています。
自然に軽快することもありますが、皮膚むしり症は皮膚が化膿し、皮膚感染症に至るケースもあることから、皮膚科の受診だけでなく、その根本的な原因の治療を行うため精神科・心療内科で相談されることをお勧め致します。
当院では精神科、心療内科、皮膚科を併設しており、診療科の垣根を越えた一貫した治療が可能です。
銀座スピンクリニック
精神科 心療内科 皮膚科
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