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精神科 正しいお酒の飲み方

 おいしいお酒を楽しく飲んで、健康的な生活を送るには、この「正しいお酒の飲み方」=「適正飲酒」の知識を身につけ、実践することが何よりも大切です。

 

すきっ腹で飲まない

 空腹時は胃がからっぽのため、お酒を飲むとあっという間にアルコールが吸収され、悪酔いの原因になります。また、胃壁を守るものがないため、強いお酒は胃の粘膜に直接ダメージを与えてしまいます。

 

ゆっくりと食事と一緒に

 お酒を飲む人の中には、飲みながら食事を取らないという人もいます。でも、その飲み方では体をこわしてしまいます。お酒はおいしい食事とともに飲むことを習慣づけてください。そうすることで、飲みすぎの予防にもなります。

 

休肝日をつくる

 毎日お酒を飲むと、肝臓に負担をかけてしまいます。胃や腸といった消化管の粘膜も荒れてきます。週に2日程度の休肝日をつくり、肝臓を休ませましょう。

 

強いお酒は薄めて飲む

 ウイスキーや焼酎など、アルコール度数の高いお酒は胃腸への刺激が強いうえに、血中アルコール濃度が早くするので酔いが回りやすく、肝臓への負担も高まります。水などで薄めてゆっくり楽しみましょう。チェイサー(和らぎ水)は口の中をすっきりさせるとともに、アルコールによる胃への刺激を和らげる効果があります。

 

 

適正飲酒の10か条

 正しいお酒の飲み方を分かりやすく、簡潔にまとめたものです。

 

1.談笑し楽しく飲むのが基本です

2.食べながら適量範囲でゆっくりと

3.強い酒 薄めて飲むのがおすすめです

4.つくろうよ 週に2日は 休肝日

5.やめようよ きりなく長い飲み続け

6.許さない 他人(ひと)への無理強い・イッキ飲み

7.アルコール 薬と一緒は危険です

8.飲まないで 妊娠中と授乳期は

9.飲酒後の運動・入浴 要注意

10.肝臓など定期検査を忘れずに

しない させない 許さない 未成年飲酒・飲酒運転

 

出典:公益社団法人 アルコール健康医学協会

 

 

銀座スピンクリニック 

精神科 心療内科

 

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