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精神科 心療内科 漢方外来 漢方薬のはなし⑫ 六君子湯(りっくんしとう)

 六君子湯(りっくんしとう)(ツムラ43)は、悪心、胃もたれ、胸焼け、胃痛、食欲がわかないなど、胃腸が弱っている、気虚(気が不足して疲弊した状態)の方に処方される漢方薬です。

 「六君子湯」は、「気」の流れが滞って胃腸の機能がトラブルを起こしているときに、「気」を補ってめぐらせることで、胃腸のはたらきを促す作用があり、胃の痛みやもたれなどの胃部不快感を改善させる漢方薬とされます。

 

 「六君子湯」は、8つの生薬(人参、半夏、茯苓、白朮、大棗、陳皮、甘草、生姜)の作用で、胃の痛みなどの原因となる胃の排出機能を整えます。

 冷え症気味で比較的体力が低下している方におすすめできる漢方薬となります。

 

 

保険適用

胃炎

胃アトニー

胃下垂

消化不良

食欲不振

胃痛

嘔吐

[胃腸の弱いもので、食欲がなく、みぞおちがつかえ、疲れやすく、貧血性で手足が冷えやすいものの諸症]

 

組成

ニンジン4.0

ハンゲ4.0

ブクリョウ4.0

ソウジュツ4.0

タイソウ2.0

チンピ2.0

カンゾウ1.0

ショウキョウ0.5

 

副作用

偽アルドステロン症

ミオパチー

黄疸

肝機能異常

悪心・嘔吐

腹部膨満

下痢

発疹

発赤 など

 

 

 医療機関で医師が処方する漢方薬は、患者様の現在の症状を詳しく問診した上での適切な漢方薬の選定と、全量処方となるため、市販の同名の漢方薬とは作用効果が違う点と、他の不随する症状によっては他の漢方薬が適切である場合もあるため、自己判断での漫然とした内服は効果が乏しいばかりでなく、思わぬ副作用に見舞われる場合もあり危険です。

 漢方薬は副作用がないと勘違いされている患者様もいらっしゃいますが、漢方薬にも必ず副作用があります。

 症状でお悩みの場合は一度、漢方外来がある精神科や心療内科の受診をし、医師の管理下で正しい漢方薬の知識の習得と適切は内服を推奨致します。

 

 当院では一人一人の心の声をお聞きし、長期的に依存性の少ないお薬から心の処方箋をお出しすることを心がけて日々診療にあたっております。 

 

 

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