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過敏性腸症候群のくすりのはなし① 高分子化合物製剤(コロネル、ポリフル)

 一般名はポリカルボフィルカルシウムで、服薬時には高分子化合物がカルシウムと結合した状態になっており、腸の中でカルシウムがはずれ、効果が現れます。

 下痢にも便秘にも使える便通を整えるお薬とされています。

 

 このお薬は水分を高吸収するポリマーの仕組みを利用しており、便に含まれる水分量を調整し、便の形や硬さを整えます。下痢のときには過剰な水分をポリマーが吸収してゲル状になってふくらみ、水様便となるのを防いで便通の回数を減らします。

 

 便秘のときにはポリマーが水分を保持して腸への過剰吸収を防ぎ、便をやわらかくカサを増やすことで便通を助けます。

 

 

保険適応

過敏性腸症候群における便通異常(下痢、便秘)および消化器症状

 

禁忌

急性腹部疾患

術後イレウス

高カルシウム血症

腎結石

腎不全

 

副作用

発疹

掻痒感

嘔気・嘔吐

口喝

腹部膨満

下痢

便秘

肝機能異常

浮腫 など

 

 

 過敏性腸症候群は20~40歳代を中心に発症し、日本ではおよそ10%~15%程度の人がかかっているとも言われ、悩んでいる人が多い病気です。

 過敏性腸症候群はストレスとの関連が深く、「こころ」と「からだ」の問題の両面がかかわる心身症の1つと考えられています。

 

 どちらか片方だけのアプローチでは改善が難しく、ストレスや不安への心理的アプローチと消化器症状への内科的アプローチ、食事指導をはじめとした生活習慣の改善などを総合的に行い、心身の調子と生活習慣のバランスを整えていくことが大切です。

 

 過敏性腸症候群が疑われる症状でお悩みの方は、銀座スピンクリニック 精神科 心療内科へ一度ご相談ください。

 当院では一人一人の心の声をお聞きし、長期的に依存性の少ないお薬から心の処方箋をお出しすることを心がけて日々診療にあたっております。 

 

銀座スピンクリニック 

心療内科 精神科 内科 働く人のこころの外来

 

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